EARTHING SYSTEM JP

クルマには電気で動く部品（電装品）がたくさん使われています。ヘッドライトやオーディオはもちろん、エンジンを動かすための点火装置、そしてその全てをコントロールするコンピュータなど、非常に多岐にわたります。それら電装品は基本的にクルマのボディをマイナス電流（アース）回路の一部として利用する仕組みで動いています。しかし、ボディや電線類、その接続部分などが、サビや経年劣化によって電気の流れに滞りを生じてしまうと、それぞれの電装品が本来の性能を充分に発揮できなくなってしまいます。
また、新しいクルマであっても構造的にマイナスアース側の性能が不足している場合もあります。

そこでバッテリーのマイナスと各電装品を効率の良い電線でダイレクトにつなぐことによって、それぞれが持つ本来の性能を引き出そうというのがこの「アースイングシステム」です。